【色の3属性②】鮮やかさの度合い『彩度』

こんにちは!色彩ヲタクの猫仮面です。

  • 色を勉強するのは初めて
  • エンターテイメントをもっと深く理解するために色の勉強をしたい
  • 彩度ってなに?読み方は?

という方のために書かれています。

読み終わると、色を作り出すために大切な3つの要素である色相・彩度・明度のうち、2つめの彩度(さいど)がわかるようになります。

いろどりって字が入っているから、カラフルかどうかってことかなぁ?

そうそう!「彩」っていう字をカラフルっていうよりも鮮やかさだと捉えるとわかりやすいかな

彩度とは色の鮮やかさ

彩度(さいど)と言われてパッとイメージが湧く方はあまりいないのではないでしょうか。

先ほども出てきた通り、彩度とは色の鮮やかさの度合いです。

彩度の表現は「高い」「低い」

彩度の度合いは高い・低いという言葉で表します。

純色

その色相の中で一番彩度の高い色を純色(純色)と呼びます。

純色はよく「混じりけの無い色」とも表現されます。

グレーがかってない、一番鮮やかな色が純色っていうのか

無彩色

どんな色相(色味)でも、彩度を一番低くすると無彩色になります。

無彩色は白・灰色・黒の「色味がない色」の事を指します。(有彩色・無彩色の記事をご覧になっていない方はこちらをどうぞ)

「鮮やかさが一番低くなると、グレーになる」と覚えておいてください。

それぞれの色相(色味)で彩度が一番高い色が「純色」、彩度が一番低い色が「無彩色」であるグレーになる。

彩度だけで作る配色

彩度の変化だけでも、配色を作ることができます。

先ほどの図のように、グレーからだんだん鮮やかになるようなグラデーション配色もその一つです。

配色は難しい理論からだけじゃなくて、こういう「基本の基本」からも作られているんです

まとめ

  • 彩度とは色の鮮やかさの度合い
  • 高い、低いで表す
  • 各色相(色味)で彩度が一番高い色は「純色」になる
  • 彩度を一番低くすると「無彩色」になる
  • 彩度だけでも配色を作ることができる

次は色のもつ明るさ明度についてのお話し。

次の記事で色相・彩度・明度を制覇できるのか!

そう!そこまで理解すればかなりのレベルアップだよ

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