モノトーンはその他の色とは別のグループ?「有彩色と無彩色」
綺麗な配色を作るには、この世界にある無数の色をどう分類できるのかを知るのが1つの近道です。
こんにちは!色彩ヲタクの猫仮面です。
この記事は
- 色について勉強するのは初めて
- まず何から勉強したらいいかわからない
- 有彩色ってなんて読む?
という方のために書かれています。
この記事では色について論理的に理解するための最初の一歩、色を分類とは何か(有彩色と無彩色)を解説しています。
エンタメ大好きな色彩ヲタク、猫仮面がナビゲートしますのでついてきてください!
もくじ
白、灰色、黒は特別?
色には沢山の分類方法がありますが今回に学ぶのは基本の基本、有彩色(ゆうさいしょく)と無彩色(むさいしょく)について。
さっ!突然ですが、何でもいいので思いつく色を10個あげてください。
え!赤、青、黄色、黒…白…紫とかあとは…
パッと思いつく色の中に、白や黒も入っていたでしょうか?
白・黒・灰色は他の赤や青や黄色と同じように扱われていますが、色彩学の中では少し違う存在だと認識されています。
色を大きく2つのグループに分ける
最も基本的な色の分類方法、有彩色(ゆうさいしょく)と無彩色(むさいしょく)について理解しましょう。
うわー、専門的な言葉出てきたー!ほらやっぱり難しいじゃんー!!もう帰る!!!
ちょいまち!今帰られたら展開が早すぎる!!
大丈夫、漢字をよーく見て!
有彩色(ゆうさいしょく)
赤、青、黄色のように、モノトーン以外の色を有彩色と呼びます。
有彩色 = 彩りが有る色。そのまんまでしょ?
無彩色(むさいしょく)
白・灰色・黒のように鮮やかさ、彩りが無い色を無彩色(むさいしょく)と呼びます。いわゆるモノトーンです。
無彩色 = 彩りが無い色ってことですね。
無彩色の大切さ
無彩色はその他の鮮やかな色である有彩色と合わせやすい、とても優秀で重要な色です。
鮮やかさを持たないので
- 他の色を引き立ててくれる
- 全体を引き締めたり緩めたりしてくれる
- 使い方によっては文字などを読みやすくしてくれる
などなど、とても良い働きをしてくれることがあります。
日常でも知らないうちに活用しているかも
例えば洋服を選ぶとき、トップスかボトムスどちらかに黒を選んだことはありませんか?
これは黒という無彩色が他の色の邪魔せず、引き締める効果をもっているからなんです。
そっか!黒いスーツだったら何色のシャツでも合うのもそういうことなんだな~。
まとめ
- 色は大きく有彩色と無彩色に分けられる
- 有彩色とはモノトーン以外の全て、鮮やかさがある色のこと
- 無彩色とは白・灰色・黒
- 無彩色は他の有彩色との組み合わせの時も良い効果を発揮する
次の記事から色がどうやって作られているかがわかる色相・彩度・明度を学びます。
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